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建設公安委員会 県内行政視察

本日19日より20日まで

建設公安委員会の県内行政視察

本日は、まず北陸地方整備局 新潟港湾空港技術調査事務所にて

施設概要、新潟コンテナターミナル整備事業における技術活用等について説明。 水理実験場にて巨大な水槽内に造った港の模型に、人工的に作った波を当てて行う水理模型実験は構内の波の伝わり方や波に対する港の構造物の安全性などを検証する施設。コンピュータによるシュミレーションだけでは対応できない波の乱れや流れの発生など複雑な海象現象への対応に大きな力を発揮している。

次に北陸地方整備局新潟港湾・空港整備事務所において新潟港(西港)の概要について、船に乗船して視察。

佐渡汽船や新日本海フェリー等の航路が就航する重要な港である。信濃川河口部に位置するが故に、上流から運ばれた土砂が川底に滞積する「埋没」により港が機能不全に陥るという問題を常に抱えており、対策が不可欠である。

このため、年間約85万㎡の浚渫を行い、環境大臣の許可を受けた約65万㎡を海洋投入し、約20万㎡を入船処分場へ搬入している。海洋投入による環境問題に関する国際情勢の変化や周辺漁業への配慮等から、平成23年2月新潟県知事、新潟市長、北陸地方整備局長との間で「海洋投入を抑制」するための「土砂処分場の確保にむけた取組み」について合意がなされ、新潟空港隣接地に土砂処分場が計画されており、平成25年9月に環境アセツメントに係る手続き評価書の縦覧が行われた。

次に北陸地方整備局 信濃川河川事務所大川津出張所において、信濃川水系河川整備計画策定の進捗状況にいて説明頂き、新可動堰を視察。

次に魚沼市にある広神ダム及び広神発電所を視察。このダムは、約370㎡/秒の洪水調節を行い、破間川(あぶるまがわ)ダムと合わせて和田川及び破間川の洪水を防ぐ治水機能のほか和田川の河川維持やかんがい用水の安定供給に必要な流量の補給を行う。また、新たに広神発電所を建設して、最大出力1600kwの発電を行う多目的ダムである。

本日の視察は、以上で大沢山温泉の宿に向かう。