本日、県立五泉高校で、人権・同和教育講演会が開催され出席した。講師は新潟産業大学准教授の蓮池薫さんより「拉致と人権、夢と絆を求めて」をテーマに講演を頂く。五泉高校の生徒はもちろん、保護者や先生方も熱心に耳を傾けた。

講演会を前に蓮池薫さんと話をしていた中に、拉致されたなまなましい体験だけを生徒にストレートに伝えると、生徒は、北朝鮮国家体制のみならず北朝鮮国民全てに憎悪をいだいてしまうことから、講演の前段に前置きが必要とのこと。

北朝鮮のTV報道の映像などでは、国民の将軍に対する忠誠心と愛国心が毎回放送されているが、国民の実態はどうかと尋ねたところ、現在は熱烈な忠誠心や愛国心を信仰している一部の国民もいるが、大半の国民は冷静でさめているとのこと。ただ、反政府活動や政府批判は、したくても出来ない国家体制。