本日、東海大学同窓会新潟県支部設立35周年講演会に、東海大学工学部電気電子工学科 専任教授 木村英樹先生による講演。テーマはソーラーカーレースで現在世界大会連覇中の東海チャレンジャーをデモ走行させ、｢ソーラーカーレースに挑戦する目的｣と題して講演。

講師プロフィール

石油資源枯渇や地球温暖化などの問題に立ち向かうためには、新エネルギー、省エネルギー技術や環境技術を進歩させる必要があります。当研究室では、それらエネルギー技術の研究を行っていますが、これを具現化するために、超高効率電気自動車、ソーラーカーなどの設計と製作を行っています。わたしたちが開発した電気自動車は0.1馬力=73wのパワーで50km/hの速度で巡航できます。一方、太陽電池で発電したエネルギーで走行するソーラーカーは、ガソリンを消費することなく、太陽がある限り半永久的に走行できます。新型のソーラーカーは太陽光エネルギーのみで100km/hの平均速度で走行する実力を持っています。